2008年01月14日

「200年住宅」へ

お正月の日経新聞に、国交省の和泉住宅局長さんが寄稿していました。

『…(前略)… 国の住宅政策も、これまでの「住宅の量の確保」から、居住環境を含めた「住生活の質の向上」を目指すために本格的な転換を図っています。…(中略)

…安全安心で「ゆとり」のある国民生活を実現するため、住宅の寿命を延ばす「二百年住宅」への取り組みを推進します。
これは、住宅が新築されてから30年程度で取り壊されるという無駄遣いをやめ、より長く大事に使おうとするものです。…』

 これをよく読みこめば、既存マンションの進むべき方向は明らかです。

2005年に構造計算書偽装事件が発覚して建築確認が厳格化し、また分譲会社などが倒産しても欠陥の補修が受けられるように2009年から新たな制度がスタートするとしても、中古の小規模マンションは よくよく管理運営を考えなければなりません。
これからの大規模修繕工事を考える上でも、大いに参考にすべきではないでしょうか。取り残されないように、しっかり管理運営し、着いて行きたいものです。

住宅局長さんは続けています。
『具体的には、耐久性の高い柱などを有する住宅の建設、適切な点検や補修、住む人の生活に応じた内装や設備の円滑な変更、既存住宅の流通などを促進します。』



タグ :マンション


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「200年住宅」へ
    コメント(0)